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沖縄・八重山諸島の「西表島」風景
Iriomote Island in the Yaeyama Islands
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西表島は八重山諸島の中で最も大きな島で、高さ400m以上の山が三峰をなしています。その約90%は亜熱帯の自然林で覆われており、約80%は国有林。そのために、日本でも屈指の豊かな自然が残されています。そうです、西表島には、イリオモテヤマネコに代表される独特の動植物など、亜熱帯の生態系が色濃く残っています。その一つが、マングローブの林。仲間川の河口流域や、海水と淡水が混ざり合う浅い水域では、広く多く見られます。 鬱蒼と生い茂る原生林の源流域から、ピナイサーラの滝やサンガラの滝などが流れ落ち、山岳美を見せています。また海岸では、サンゴ礁の岩山や岩礁が白い飛沫を立てたり、浜風がピンク色の花を揺らしていました。そしてコバルトブルーの浅瀬では、真っ白い星砂の浜も・・・・・・。 人の居住地は海岸線にそった狭い土地に限られています。そのひとつ美浜からは、ヤシやハイビスカスが繁る沖合の由布島へ。水牛車に揺られながらの遊覧です。そののどけさ、水牛まかせの長閑な旅は、身体も心も癒してくれます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年02月08日
- 更新日
- 2016年09月30日 11時 04分