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リンドウの若葉・蕾から花へ
Bud and flower of gentian
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リンドウ(竜胆)はほぼ世界中に分布する多年草で、その種類も多い植物です。わが国では山地や原野、林や森の縁などに自生します。和名の由来は、根茎があたかも竜の胆のように強い苦味があるためで、漢方薬「竜胆」の漢字の読みから変化してリンドウの名が。 秋を代表する花で、茎の先に上向きで釣り鐘型をした紫色な花冠を咲かせます。その奥をよく観ると、やや白い花弁の裏側に濃いめの斑点や模様があります。半開きの5つに中裂する純で可憐な花・・・。澄んだ空気の野山で、リンドウに出会うと気分が爽快になります。 リンドウは繊細で、日の光を受けると開花しますが、夜や雨天は閉じます。ところで花言葉は、「誠実」、「貞節」、「あなたの悲しみに寄りそう」、「淋しい愛情」など。リンドウは ,日本人の優しい心根に,そっと寄りそう花です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2013年05月27日
- 更新日
- 2023年03月28日 11時 47分