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フシグロセンノウの蕾から花へ
Fushigurosennou: from bud to flower
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フシグロセンノウ(節黒仙翁)は、山地や原野の林縁で見かけやすい多年草です。日本古来の花とのことで、節が太くて黒紫色を帯びることから、付いた名がフシグロセンノウ。やや暗くて湿気をおびた所に自生しています。月から10月にかけて、直立する茎の先に、数個のつぼみを付け、やがてオレンジ色〜朱赤色の5弁の花が開きます。この朱色の花は、人目を惹きます。とくに薄暗い林道などで、この花に出会うと、周りが一瞬、明るくなったように感じられ、心も浮き立ちます。華やかさはありませんが、なにか心を暖かくさせてくれる花です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2007年11月01日
- 更新日
- 2016年09月28日 10時 27分