TOP > テーマ別おすすめ画像 > マツモトセンノウの蕾から花へ
テーマ別おすすめ画像
マツモトセンノウの蕾から花へ
Siebold campion: from bud to flower
/
マツモトセンノウは九州の阿蘇高原を原種とし、日本各地に広がった多年草です。光沢がある鮮やかな紅色の花は、よく目立つので古くから茶花に使われてきました。この植物は色々な特色を持っています。深く切れ込んだオレンジ色の花びら。直立する茎、細かい毛を持つ葉と蕾。そして暗赤色の蕾から、白色の細かい毛を分けて、濃い橙色の花が顔を出してきます。花の株は複数ですが、3個のものが多いようです。うっとうしい梅雨の候、草原や道ばたなどでこの情熱的な花に出会うと、周りがパッと明るく感じられます。そして心も晴れます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2007年06月28日
- 更新日
- 2016年09月28日 10時 44分