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キンシバイの四季
Four seasons of tall St. John's wort
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キンシバイは常緑または半常緑の低木で、公園や庭園などでよく見かけます。夏の暑い盛りに、対生する緑の葉とふっくらした黄色の花。それが集まって、雨や打ち水に濡れて、枝ごとに垂れ下がる姿は、一服の涼しさを感じます。金の糸のように長い雄しべと、梅に似た5枚の花弁から「金糸梅」の名が・・・。 春から夏、秋と、犬を散歩させながら、道ぎわのキンシバイを見てきました。若葉に囲まれた花芽から蕾へ、開花から満開へ。その後は、花びらがしおれて青い実から赤茶けた実へ、そして褐色の種子へ。その間、陽、曇り、雨、風に身をまかせて、そのつど変化してゆくキンシバイの姿を見続けていくことは、犬の散歩に欠かせない楽しみとなっています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2006年09月11日
- 更新日
- 2016年09月28日 11時 28分