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秋・紅葉期の洞爺湖と中島巡り
Autumn scenery of Lake Toya and touring Nakajima on a pleasure boat.
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洞爺湖は北海道の南西部に位置する、カルデラ内にできた湖で、日本百景に選ばれた景勝地です。洞爺カルデラは約10万年前の数回に及ぶ噴火をへて形成されたとのこと。東西約11km、南北約9kmのほぼ円形の湖で、カルデラ湖としては日本で3番目の大きさです。淡水の湖で、水深は最も深いところで180m、平均の水深は117m。中央に浮かぶ中島の最も高いところは、標高455mとのこと。洞爺湖の南岸には洞爺湖温泉街があり、北海道有数の観光地帯となっています。近くには桟橋があり、遊覧船に乗って洞爺湖と周辺の火山群を見ることが出来ます。
今回久しぶりに訪れたのは10月の洞爺湖で、霧雨に濡れる肌寒い日でした。まず湖畔にあるサイロ展望台に来て、曇り空の洞爺湖のほぼ全景を見ました。カルデラ湖の中央部に浮かぶ4つの島からなる中島(総称)も静かな湖面に浮かんでいました。湖面や周りの山並みは、霧や低い雲が流れて・・・。サイロ展望台には、2つの大きな熊の縫いぐるみが立っていて、シンボルとなっています。つぎに車を走らせて、湖畔にある洞爺湖温泉へ。ここでは中島を巡る遊覧船の発着場があり、遊覧船の甲板には海鳥がヨチヨチ歩いていました。早速、2階建ての船に乗り、4つの島を巡りました。島に近づくにつれて、島の森は常緑樹に混じって黄葉や紅葉の木々が、霧に濡れて鮮やかさを増していました。霧が立ち込める静かな洞爺湖の秋模様でした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2024年09月01日
- 更新日
- 2024年09月04日 09時 46分