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秋・紅葉期の会津若松城(鶴ヶ城)「天守閣と本丸風情」
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会津若松城は、天守閣があたかも鶴が翼を広げた様な美しい姿をしていることから、別名「鶴ヶ城」と呼ばれています。 戦国時代から多くの大名が治め、その規模と威容から東日本で有数の城郭と見なされてます。
幕末の戊辰戦争での戦いは、1ヶ月に及ぶ籠城戦と白虎隊の悲劇を含め、永く語り継がれてきました。 白壁の五層五階の秀麗な天守閣が、歴史を気高く語っています。また本丸内には松の木が多く植えられていて、茶屋「麟閣」の風雅とともに、「鶴ヶ城」に趣を与えています。
秋、黄葉や紅葉に彩られた樹木は、天守閣の白壁を引き立てます。少し寒さを含んだ秋風に揺れ、落葉たちが石垣の間や茶屋「麟閣」の築地塀に、音もなく落ちては積もります。それらの中を、常緑の松が、凛として立っています。
会津若松城は、四季の移ろいを語りながらも、堅牢、秀麗、風雅を色濃く感じさせる風格ある名城です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2013年01月15日
- 更新日
- 2017年10月05日 08時 52分